血まみれギャングママ

BLOODYMAMA

監督ロジャーコーマン

音楽ドンランディ

出演シェリーウィンタース、パットヒングル、ドンストラウド、ロバートデニーロ、クリントキンブロウ、ダイアンァーシ、ブルースダーン、パメラダンラップ

1970年アメリカ映画

ロジャーコーマン製作によるビッグバッドママシリーズから派生した1本のように思われがちですが、実はこっちの方が先に製作されていて、監督までやってます。

ロジャーコーマン作品というと級臭がプンプンで、この作品などはあからさまに俺たちに明日はないのパチモンであることが分かります。

それでもキャストには目を見張るものがあり、シェリーウィンタースを筆頭に、若き日のロバートデニーロまで出ています。

ストーリーは、1930年代のアメリカを舞台に、4人の強烈な個性を持つ息子を抱える母親が、息子たちが犯した罪を隠すために逃避行を続けながら各地で銀行強盗を働き、遂にはと壮絶な銃撃戦を展開するというお話。

実在したケイトパーカー一家を史実に基づいて描いています。

母親も怪物ですが、4人の息子もすごい。長男は狂暴で強盗など何とも思っておらず、次男は同性愛者、三男は極端に信心深い、四男はドラッグ中毒という面。

結構えげつないシーンもあって、小さいお子様にはお見せしない方が賢明だと思われますが、

かつて深夜枠のお茶の間洋画劇場でこの作品を観たおっさんとしては、意外に面白い作品だという印象があります。

音楽は、ドンランディ。

この人、他にどんな作品を手掛けているのかあまり知らなくて、

デッドヒートマシンに賭ける男の詩(1971)ぐらいしか分かりません。

60年代に活躍した同じ名前のジャズピアニストがいるのですが、この人のことかなあ。

本編オープニングに流れる主題歌BloodyMamaは、ドンランディ他2人の共作でBigfootというアーティストが歌っています。

軽やかな主題歌で、カントリーウェスタン調のバイオリンが活躍する歌モノです。

公開当時にサントラLPが発売されていますが、この主題歌は本国でシングルカットされています。

劇伴も、バンジョーやバイオリンが登場するカントリーウェスタン系のインストという趣です。

全16曲31分収録のLPでしたが、これまでCD化されたことがありません。

今ではすっかりプレミアがついている俺たちに明日はない共、是非CD化してほしい1枚です。

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